1994年のファーストアルバム「TECHNOBOW」発表以来、一貫してアナログテープに拘り続けてきたxmo。
そのxmoがついにその精神を改めアナログテープの使用を中止し、デジタルメディアを採用する事を明らかにした。
定例の早朝会見の席上で営業部長の馬嶋氏はこう語った。
「今までその手軽さと信頼性の高さなどの理由によりアナログミュージックテープ(MT)を採用してきましたが、ここ数年のデジタルメディアの台頭やユーザーの意志を無視した一方的なMTのスリム化など、様々な問題により誠に遺憾ながらMTの使用を断念せざる終えない状況になった次第です。」
デジタルとアナログとの融合をいち早くから実践してきたxmoによる今回の発表は非常に残念な事だが、これでまたひとつデジタル化が進んだ訳だ。
とりあえず、
MDデッキを導入しておこう〜!!
昨年夏、極秘裏に計画されそして実行された「コミケ単独参加作戦」を平穏無事に成功させたxmoだが、今年も再び単独でのコミケ参戦が決定した模様だ。
xmoの営業活動に詳しいM氏は次のように語ってる「今回の単独参加にはとても重要な意味が込められている。
それはxmoに対する真の評価が下されるからだ。
なぜなら、前回の参戦にはちょっとしたミス等があり、本来のジャンルとは違ったブースでの参加だったため、正確な評価は得られなかった訳だ。
それが今回は本来のxmoが居るべきブースでの参加となったのだから、どのような評価が下されるか実に興味深い。
私個人の意見としては、今回はかなり手こずるんではないかと予想している。
ともかく、彼らには精一杯頑張って貰いたいものだ。」
なお、この件に関してのxmoへの取材活動は闇雲に却下された。
はたして、どんな結果になるのか
自分の目で確かめに行こう!!>all
夏の湿度と同じく、電話代がうなぎ上りの馬嶋氏は、その原因のひとつが連日のネット麻雀であることを大筋で認めた。
会社帰り直後や週末には、ネット麻雀のメッカである東風荘に入り浸りの状態だという。
特に週末は朝から6時間連続で遊戯にいそしむ姿も報告されており、電話代事情も深刻だという。
馬嶋氏は麻雀歴14年で、腕も相当らしいが、このネット麻雀ゲームのできには相当満足しており、膨れ上がる電話代に予断を許さない状況であることは変わらないようだ。
兎にも角にも、腕に自信のある人は
馬嶋氏に勝負を挑もう!
最近,馬嶋氏がチャット活動を復活したというビッグニュースが飛び込んできた。
当局の裏情報によると、90年よりチャット活動を開始している馬嶋氏は主戦場としていたアスキーネットの終結とともにチャット活動を停止し、これからの動向が注目されていた。
その後98年5月のインターネット宣言と共に復活したらしい。
会社からの毎昼や夜間の家からの参加で、チャット友達を徐々に増やしているようだ。
自称、馬嶋氏のチャット友達というY氏は「なんでも会社からチャットできなくなるらしくて、不参加宣言をしたみたいですよう」と馬嶋氏のチャット収束を暗示させる情報を提供してくれた。
とにかく、馬嶋氏と和やかなチャットをしたい人は
夜間出没時を狙え!
先日、xmoは久々にプロモーションおよびマーケティングを行なった。
そのターゲットは札幌の美術系専門学校生であったようだ。
「xmoベストMD」と称された無二の媒体が極秘で制作され、専門学生に提示された。
その中から意外にも馬嶋氏作曲の「For spin」の受けがよく、専門学生作の次回作ムービーに、曲の使用の許可を求めてくるほどであった。
xmo本部長の馬嶋氏は、すぐさまこの注文を快諾し、xmoの新たな分野進出への希望に含みを持たせた。
また、機会があれば専門学生お気に入りの他バンド1曲のアレンジもxmoが担当する約束を適当に交わした。
ところで、他バンドの
アレンジは可能なのか?!>xmo
全国が終戦記念日に酔いしれていた8月某日、編集部宛に一通の手記が寄せられた。片手に噴霧器を持ち、あたりをじっと見回してみる。
「奴の気配がする!」俺の直感がそう告げている。
人間の中に存在する野獣の本能・・・
そうだ俺の中の生存への切望が、この瞬間の感覚を鋭くしている。
そして、敵を撃破するまでの長い戦いが、今、はじまったのだ。
待つと言うのは永遠のようにじれったい作業だ。
しかし、いざ戦闘が開始されればあっさりと死ぬ事になるかもしれない。
そして死ぬのは一瞬の刹那・・・。
俺は絶望的になりながらもしっかりと自分の武器を握り締めていた。
そう、この手にある、この缶こそ俺の命なのだ。
せめてもの救いは友軍の支援体制だった。
30cmごとに配置された「コンバット」部隊。この四畳半という、決して広くないフィールドには10部隊にもおよぶ「コンバット」部隊が配置されている。
さらには、武器のスペアが大量に保存されている。
そのどれもが最新鋭の武器。フィールドの四隅および、俺の手に握られている、この缶と・・・
過剰装備とも思えるほどの充実ぶり。
秒速で敵を蹴散らすジェット式最新兵器が4つと、伏兵の「コンバット」部隊が10・・・ 。
俺の戦場は、まさに地獄の様相を呈している。
その時!俺の視野の隅を、横切る影があった。
「奴か?」体の震えが止まらない。
しかし、戦士の躊躇とは死を意味するのだ。
その時、これは弛まない訓練の結果だろうか・・・、とにかく、その瞬間の記憶がはっきりしないのだが・・・ 。
敵の方に向けて武器の一斉射撃を行っていたのだ。閃光・・・そして沈黙・・・フィールドは霞に染まった
霞が晴れて、俺が目にしていたのはフィールドの中央ほどで、もがいている敵の姿だった。
すかさず、近距離装備に切り替え連射を開始した。
そして、全ては終わった・・・ 。
俺の闘争本能に火がついた時、世界は真紅に染まるだろう。
そう考えた時、自分が恐ろしくなった。
しかし、生き残るためには戦いが必要なのだ。世界各地ではまだ戦火に苦しむ人達がたくさんいる。
一日も早く平和な日々が訪れて欲しいものだ。